今日は謡曲仕舞の発表会でした。

私は発表会が苦手で、つまり、自分の謡や仕舞に自信がないということですが、

会が、しょっちゅうあります。

今回舞ったのは「笹の段」という、四月にシテ(主役)で謡った「百萬」という曲の一部を舞にしたもの。

舞っている写真がないので(夫が動画のみ撮った)楽屋から出てくるところの写真一枚だけ。

 

私の前の方が舞っているとき、楽屋で私は歌詞を心の中で口ずさんでみたのです。

ところが最初の部分が出てこない!

うわっ。どうしよう、本もないし。

隣りに立っていた先輩に聞きました。

「笹の段の最初のところ、なんでしたっけ?」

突然聞かれた彼はびっくりして、この人は何を言ってるんだ、という顔。

「あ、思い出した!よかった~、私、すごく緊張してるんだわ」と私。

そしたら、彼は「緊張してるときはね、息をすって4秒ぐらい止めてからほそ~く息をだすんだよ」などと教えてくれました。

言われた通り息を吸ってはいた時は私の出る時間で、その直後の写真が上の写真。

 

とにかく終わった。

梅が待っている。

梅酒、梅ジャム・・・今年はこのあたり、不作らしいが。