私の所属する会に映画を観る会がある。

数年前にできた。

そのいいだしっぺがずっと長をしてくれていたのだが、なぜか、今年から私に回ってきた。

先日、ふと思いついて、なんの映画にしましょうね、「オッペンハイマー」は夫と大学生の孫が行ってきたけど、難しかった、といっていたし、4回みて理解したなんて新聞に書いてあるものもあるし、やめましょうね、と、元部長にラインした。

ところがその部長、ぜひ、観ましょう、と。

でも、いろんなことで日にちが決まらないうちに、その部長から5月14,15日にNHKBSでドキュメンタリーがある、との連絡があった。

そこで、映画の会のメンバーにお知らせして、みてもらうことにして、映画は諦めることにした。

原爆を発明した人。

前編と後編の二回にわたって放映された。

映画を二回みた夫によると、映画の場面をたくさん使っているが、映画よりドキュメンタリーのほうがわかりやすかった、とのこと。

わかりやすい、と言っても私には難しかったが、一番印象的なのはオッペンハイマーではなく、日本に原爆を落としたことを発表したときのトルーマン大統領の笑い顔。

まさに死神が笑っているような顔だった。

 

オッペンハイマーは自分が死神になったと、その後、苦悩したが、つい先日もアメリカは核実験を行なった・・・。

 

バイデン大統領。昨年の広島サミットでの挨拶。

「世界から核兵器を最終的にそして永久になくせる日に向けて

ともに進んでいきましょう!」

言葉だけが・・・