横浜の赤レンガ倉庫で開かれている、友人主催の前衛書道展に行ってきた。
帰る途中、ちょうど8時に花火があがった。
5分間だけの花火。手前の観覧車も花火仕様になった。
前衛書道展をみた後、お食事しながら高校時代の女友達二人と夫と4人(みんな同級生)でおしゃべり。
車をいつまで運転するか、など。
2人とも昔から、車の運転がとても自信あった。
一人は去年電気自動車に替えた。
一人は十数年、でかいBMWを乗っているらしい。(夫には75歳で強引にやめさせたとか)
私は、これからも乗るんだったら、そんなのやめて安全装置がついている車に買い替えなさいと言った。
そんな話をひとしきり話して、
そのあと、一人が非結核性抗酸菌症と言われた、ととても明るい声で話し始めた。
それ、私もなったよ、と言ったら、びっくりしていた。
最近、とても増えてるんだって、パンフレットもできてた、と。
私がなったのは・・・もう忘れた20年ぐらい前かな、と言ったら、そんな前?と驚いていた。
そして、治った、と言ったらまたまたびっくりして。
彼女は病気のことはあまり心配してないが、クスリを飲むかどうか迷っていた。
クスリが効くのは70%ぐらいで、副作用がでることもある、とか。
先生もはっきりおっしゃらないが、
「もうお年ですから、進行も遅いでしょうからね」と言われたとか。
彼女曰く、この「お年ですからね」と言われたのは今回で二人目だとか。
一回目はちょっと衝撃だったけれど、今回はもうなんとも思わなかった、と笑う。
そんなことどうでもいいでしょ、と思ったが、一緒に笑った、同じ年だからね。
「もし、飲むんだったら、なんとか病院に副作用の外来があるから、そこで目の検査をしながら飲んだ方がいいです」といわれたとか。
そこで、私の体験談を語った。
リュウマチから始まって、リュウマチも薬はないといわれ、鍼灸に頼って、毎晩夫にお灸をしてもらったこと。
リュウマチが治ったと思ったらすぐ非結核性抗酸菌症になってまた別の鍼灸院にいってよくなったこと。
彼女いわく。
うちの夫は灸なんて無理無理、と。(確かにもうお年だからでっかいもぐさをひねって火をつけるだろうな、とわたしも想像して、ちょっとおかしかった)
じゃあ、うちでしなくてもいいから、週一回、鍼灸院に通えば?
すると、彼女は、毎週なんて、これ以上、忙しくしたくない、ときっぱり。
確かに、まだ、孫も小さくてしょっちゅう使われてるしな。
彼女は薬も飲まないで、経過を見る、方向に決めてるらしい。
とても明るくて、この話も心配してる様子は全くなく、明るく語っていたので、私も「きっと治るよ!」と力強く言った。