最近、お知り合いになった「たまえさん」のブログを拝見してましたら、黒にんにくを召しあがっておられることが書いてありました。

そこで黒にんにくを長年作っている私も一筆。

 

だいぶ前の話。(長いおつきあいの方はもうご存じの話ですが・・・)

黒にんにくの作り方を教えてくれた友人のことを書きますね。

 

若いころから喘息で苦しんでいた彼女が、あるとき、肺の症状が悪くなり、入院。

そのときの病名が非結核性抗酸菌症、というもので、余命4年と言われたのだそうです。

偶然にもその頃、私も同じ病名を医師に告げられていました。

あれは十数年前。

今、2人とも元気です。

と言っても、彼女の方は何と言っても余命4年の人だったのだから、退院してからもボンベを持参して出歩いていました。

このコロナの期間、会ってないので確認してないけれど、今もボンベをひっぱりながら出歩いていることでしょう。

旅行するときも、宿泊するホテルに酸素が届くようにしてました。

 

でも、先日、52歳の息子が結婚するので留袖を着たい、(その余命4年と言われたころ私に)あげた袋帯を貸してくれる?なんていう元気な電話が来た。

もちろん、この後、孫の結婚式だってすぐくるんだから、あなたがもってるべきよ、と、お返しした。

そのくらい元気。

 

本題からはずれました。

その彼女が元気の素と信じているのが黒にんにくなのです。

つまり、西洋医学では治せないといわれたのに、黒にんにくを食べ続けてよくなった、と信じているのです。

そこで私も十数年前から黒にんにくを作り始め、今も作っています。

 

お灸と同じで、ほんとに黒にんにくのおかげかはわかりませんが、私にとってはいいもの、と思っています。

もし、作ってみたいと思われる方は参考になさってください。

初めの頃はスーパーで生のニンニクを買って作っていましたが、いつの頃か、別の友人が青森の生産者から取り寄せている、と教えてくれ、立派なニンニクを年2回取り寄せています。

 

右の白いニンニクは送られてきたままのニンニク1キロ。

左の茶色いのはそれを保温釜に二週間入れておいた黒にんにく。

見えるかなあ、茶色いほうの二列目にあるに黒いつぶ、それが皮をむいた状態の黒にんにく一片。

 

道具はご飯の保温器。

以前は古い炊飯器の保温機能で作っていましたが、壊れたのをきっかけに、今は保温機能だけの五合用の釜を二つ買って庭で作っています。

確か、アマゾンで数千円だったと思います。

それにこの白いニンニク1キロをいれて二週間。

左のように茶色になります。

そして、皮をむくと真っ黒のニンニク。

 

ここで気をつけたいのが臭いです。

近隣の迷惑になりますからね。

またまた別の友人の作り方を真似ています。

青森のニンニク農家さんと紹介してくれた人です。

彼女はマンション住まいなので庭がありませんが、台所に24時間二週間、換気扇をつけっぱなしで作っているそうです。

ニンニクをいれたら、そこにタオルを一枚かぶせて、蓋をする、というのが秘訣だと。

 

私は外の雨のかからないところで作っていますが、彼女に習って、ニンニクの上にタオルをいれてふたをする。

ふたをしたら、さらに古いバスタオルでくるんでそれにビニール袋をかぶせておきます。

臭いはしないです。

 

サプリメントも心配なこの頃、十数年食べていて悪いことがないのだから、いいかも。

あ、姉はお通じがよくなる、と大ファンです。

これは目に見える効果ですね。

非結核性抗酸菌症への効果は目には見えないかもしれないけれど・・・。

 

最近、とても疲れてる友人にあげたら、効いた!ととても喜んでいました。

じゃあ、またあげる、というと、悪いからお店で買う、という。

 

実は私も、好意であげると、過分なお礼をいただくので、これは実費をいただいたほうがすっきりするな、と思い、

「青森の農家さんから送料込みで10キロ18000円で買っているから、1キロ1800円で売る」と言ったら、じゃあ、電気代200円で、と2000円くれた。

別の友人は、黒にんにく、今までお店で買っていたのだが、高いのでご主人と一片を半分ずつ食べていたが、今度から一個ずつ食べられる、と喜んでいる。

そんな話も嬉しい。

 

でも、子供たちや孫たちは食べない。