駅近くの広場で「国境なき医師団」の宣伝と思われる若者たちが数人いた。

私は常々、この団体の医師たちの働きを心から尊敬している。

でも、毎年寄付してるし、ここでまた、寄付はしないなあ、と通り過ぎようとしたら、すてきな若い女性が声をかけてきて、つい立ち止まってしまった。

とても感じのいいお嬢さんでこのまま立ち去るのも・・と一番お安いお札をだした。

すると、「いえ、私たちは募金をしてるのではないのです。最近、募金を騙った詐欺があるので、街頭募金はしていません。」と。

毎月寄付金を自動的にふりこんでもらえるように お願いしているのだとか。

なるほど、いつ、いくら寄付してもらえるかわからないのは、受ける側にとって、予算も立てにくく、活動しにくいでしょうね。

そこで、私もカード振り込みに切り替える手続きをした。

用紙に書き込みをしながら、どうしてこの活動をしているの?とまたまた、聞きたがり屋のばあさん。

本当は国境なき医師団の医師になりたかったのですが、ちょっと成績が悪くて・・だったらお医者さんを助けることをしたい、と思って。

私、今22歳なんですけど、二年間休学してアルバイトをしながら、こちらでも少しお給料もいただいてお手伝いをしてるんです、と。

四月から復学するらしい。

「いい親御さんですね」「はい、就職のことなどでけんかすることもありますが、いい親です。」などと。

 

なんだか、話が弾んで、いろんなことを話したが、楽しいんだけれど、寒くて。

車を近くのショッピングセンターに置いて歩いていたので、コートを着ていなかった。

30分も話したろうか、すっかり寒くて今もちょっと寒気がする、大丈夫だろうか。

早く寝よう。