森岡書店のある新富町からは隅田川を渡ると佃島。

横浜へ越してくる前、8年ぐらい住んでいた懐かしいところ。

行ってみよう。

佃大橋から眺める佃界隈。

高層の建物は佃二丁目あたりのマンションと思われる。

川沿いに見える家々は佃一丁目。

あの有名な佃煮の発祥の地。

今も二、三軒残っている。

 

大阪の佃から、幕府に招かれ、江戸に移ってきた漁民たちが先祖。

私が住んでいたころは築地の河岸のオーナーが多かったように思う。

大阪の佃小学校と毎年交歓会があったが、今はどうだろう。

街のたたずまいはあまり変わっていなかった。

表札をみて、あらあ、懐かしい、なんて。

子どもたちが剣道の初稽古をした住吉神社もお参りをして。

 

 

 

私たちが住んでいたのは二丁目。

こちらは小さなお店や長屋がひしめき合っていたが、今は超高層マンションが林立している。

私たちが住んでいたのは13階の社宅だったが、とっくになくなり、そこも超高層マンションが。

社宅の前は銭湯とお豆腐屋さんだったけど、もちろん、ない・・・。

当時から銀座へは自転車でいってたけど、今はもっと交通の便がよくなっている。

 

そして、西仲商店街。

昔は八百屋さんも本屋もおもちゃ屋もあらゆるお店があったが、今はほとんどがもんじゃのお店。

やっとカフェみたいなところが見つかって、一休み。

子どもたちの小学校はもっと広いところに移転して久しい。

 

今日はタクシーにも二回乗ったけど、11500歩歩いた。

今日の着物は母のもの。

柔らかいものは能楽の会で着る機会があるが、紬はなかなか着る機会がなくなってしまった。

もしかしたら、これは初めて着たかも。

袖丈が短くて、道行の袖の中でふわふわしていた。