熱海は賑やかです。

新しくできた駅ビルはどのお店も長蛇の列。

では、商店街へ。

あのおしゃれなシラス丼のお店はもう予約の名前がずらっと。

商店街をひとめぐりしたけど、どこも長い列。

やっと、若い男女二人だけ並んでいるてんぷら屋さんがあった。

 

おばさん三人はその後ろにつきました。

てんぷら屋さんの戸はし~んとして開かないこと何分かなあ。

やっと一組でてきました。

よかったあ。

 

でも、「次の方どうぞ」もなく。

若い男性はちょっと戸を開けて、中をみて、すぐ閉めてまた待っている。

 

しばらくして、また一組でてきた。

ああ、やっと私たちも入れるわ!と喜んだのに、中から何の声もなく、また若者がそっと小さく戸を開けてみて、また閉めて、静かに待っている。

 

せっかちおばあさんは、業を煮やして戸を開けました。

店内は狭い上に、まださっき出て行った客の片づけが終わってない状態。

だから若者は入らなかったのね。

すると、「すみません!今日は貸切なんで・・・」

「え~、そのこと、ちゃんと外に張り紙してよ~、さっきからずっと待ってんのよ」と私。

すると、奥からおばさんが「いいですよ、入ってください、何人ですか」

「5人です」

・・・ごめんなさい、私たちの後ろの人は数えられなかったので。

というわけで、5人は無事お昼を食べられたのでした。

 

そして、先に食べ終えた若いカップル、店をでるとき、私に「ありがとうございました」と言ったのです!

びっくりしながらも、ちょっとほわんとしました。

でも、だんだん、心配になってきたおばあさん。

もう少し、自己主張しないと、生きていけないぞ、がんばってね、なんてね。

・・・でも・・・こんな私だって、あの若者たちの年のころは、こんなに図々しくなかったわね・・・