給食終了後、能を見に行きました。今日は花筺、という能です。今、この曲を稽古しているので、行ってみました。あっさり言うと、天皇と離ればなれになった女性の恋物語です。女性がシテ(主役)です。能ではこういう場合、恋人である天皇は子方が勤めます。今日は七歳のお嬢ちゃんが立派に勤めました。一時間近く、身動き一つしないできちっと座っています。実は、このお嬢ちゃんが生まれた年に私は謡を始めました。成長はえらい違いじゃのう。でも、一年前に先生をかえました。すると、稽古の量が増えました。なぜかというと、新しい先生が期待してくれるから、みたいです。上手になります、上手になります、ずいぶんよくなりました、てな具合にいわれますと、稽古しないわけにはいかんのですわ。孫もこれでいく?