私は難聴気味なので、補聴器を使っている。
中程度の物(それでも、私にとっては大金だった)だが、時々相手の話が音としては聞こえているが、音声として判別しにくい事がよくある。
午後になると、電圧が下がってくるのか余計に意識する。
(補聴器に耳が疲れてきて、そうなるんだという意見もある)
朝と夕方に仕事がある時は、充電したバッテリー・コード・補聴器充電器を持参して、途中の空き時間に補聴器に充電している。
趣味の会でご一緒の年上の方(お二人とも84歳)と、お茶をした。
一人は難なく普通に聞こえると言う。
もう一人は、やや難聴で最高級の補聴器を使っている。
その日は忘れたとかで、時々聞こえないと聞いてくることはあったが、それでも私よりは聞こえが良い。
こうしたことは遺伝もあるし(父も早くから、旧式の補聴器を使っていた。ピーピーとうるさいと補聴器を外した父とは、80代では耳元で怒鳴るようにして話をしていた)個人差が大きいと思う。
問題なのは、私の難聴度が進んでいるのではないかと言うことである。
自分で聞こえの悪さを意識したのは、還暦前の現職時代だった。
セカンドステージでも、相手に近づいて聞くなど工夫してカバーしていた。
いよいよ仕事に支障が出そうで、70代近くで観念して補聴器に頼った。
が、またまた支障が出そうなほど、聞き取りが判別しにくい時がある。
補聴器のレベルの問題か、難聴のレベルが変わったのか?
後者かもしれないのだ。
仕事は大好きだし、やりがいもあって、出来る限り続けたいなあ。
現状は、出来る限りを通り越しているのかは、まだわからない。
膝の痛みと言い、難聴度と言い、年を取っているなあと感じる。
いつかは、完全リタイアの時は来るとは、覚悟している。