孫は、私立中学に入学することが決まっている。
その中高一貫の学校は、中学校と高校とで2回海外研修に行けるのだが、中学校までに英語検定準2級に合格していることが条件である。
その学校には、今年公立大学を卒業する孫娘も通っていた。
その孫は、中学校で英語検定準2級に合格していたが、中学では行かずに高校で海外語学研修に行った。
中高と2回行かせるほどには資金が潤沢でなく、下の子のために節約して置こうと親が考えたようである。
さて、今では英語検定は5級からスタートするようである。
試しに、ネットの前年度のテストを試みさせた。
孫は、何と英文にアイパッドをかざして和訳していた。
単語も発音できない。
一緒に読んでやり、意味を知らせながら、まずはテストの受け方から教えていった。
(これは、全問正解だが、大人が教えながらやったので当たり前である。)
次に、リスニングテストである。
(これは、耳の遠くなった私より、孫の方がよく聞き取れた。)
孫は絵を見て、キーワードを聞き取って答えている。
スラスラと9割程度を正解した。
例えば、川縁に女の子が立っている絵では、文章の中で1ツリー、2リバー、3ハウスが聞き取れれば、2が正解であると分かる。
文章全体を理解しなくても、出来る問題である。
ここまでで、孫には英語の読み書きが最大の課題であることが分かった。
さあ、どうしてくれよう
学習塾でも、先取り学習をしてくれるようだが、それだけで足りるとは思えない孫である。