最高級のある資格を持っている同級生の友人Aさんと、講座を開こうと計画した。
ちなみに、私は下っ端の資格持ちです。
Aさんのご主人は以前から病気がちでしたが、デイサービスなどに通ってしのいでいた。
しかし、ご主人がどこかを骨折して入院している間に、Aさんが高いところから落ちて足を骨折してしまった。
Aさんは、ご主人の面倒を見るどころではなくなって、ご主人はリハビリの病院へうつり、その後は施設に入所した。
Aさんは、まだ足を引きずって歩いている有様だし、もうご主人を自宅に引き取ることはあきらめた。
その施設では、食事も入浴もリハビリも全部引き受けてくれるそうで、何なら洗濯もしてくれるので、季節ごとの衣服の入れ替えだけでよいという。
(しかし、2か月ごとにサインをしに来てくれと言われている)
同居の娘も、敷地内同居の長男家族も、仕事や子育てで、中心となって介護していたAさんが骨折しても代わる人はいない。
私たちも、最後は施設頼りになるだろうと、ランチをしながら話し合った。
その施設の毎月の費用は17万円で、脱サラしたご主人の年金は10万円くらい。
差額は貯金から出しているけど、Aさんの分は残るかしらと笑っていた。
何歳になろうと、働けるうちは稼がねばと思ったランチトークだった。