孫とお嫁さんが、我が家に寄った。
孫がお茶を入れるというので、任せてみた。
カフェインがダメな孫にもよぎ茶を出すと、白いティーカップに入れた。
それが、茶たくに乗せてある。
あらまあと思いながら、孫なりの気遣いなんだろうと受け入れた。
孫が帰宅した後に、何かが気になる。
そうだ!
あそこで、教えてやらなければいけなかったのだ
お茶は、ティーカップの横にあった湯呑に入れることを。
コーヒーや紅茶はティーカップに入れて、ソーサーに乗せることを。
あらあらなどと呑気に受け流してしまい、私は孫に教えるチャンスを見逃したのだ。
(今度会ったら、絶対に教えておこう!年寄りなんて、いつ死ぬかわからないのだから、機会を見逃したら駄目なのだ。)