山間部の冬は、厳しい。
マットレスにベッドパットを敷き、ボックス型シーツを被せたうえに、敷毛布の四角をゴムでマットレスに留める。
上側は、掛け毛布に羽毛布団、一番上に片側布の毛布を掛ける。
そして、冷えた足には電気アンカを入れて置く。
夜中に身動きが取れずに、目が覚める。
電気アンカのコードに縛られ、敷毛布の下に体が入り込んでいる。
寝具は上にずり上がり足が出そうになっており、枕は下に落ちている。
何なら、羽毛布団が90度回っていたり、夏なら布団も枕も下に落ちていたりもする。
私の寝相の悪さゆえであるが、年をとってもこんなに体が動くと喜ぶべきなのか?