暑い夏が、延々と続く。
公共の施設の入り口には「クーリング・シェルター」の垂れ幕がある。
道端で熱中症で倒れる前に、ここで涼んでねという事のようだ。
子ども遊びコーナーでは、親子で数時間過ごしている姿もある。
自宅エアコンの、電気代節約もあるのだろう。
夫にも、公共施設で本でも読んでいれば涼しいし、電気代もかからないよと言うが、PCやTVから離れられない夫は、自室から動かず24時間体制でエアコンを入れている。
それでも、全館冷房だった昨年よりはましである。
以前は、部屋から出ると廊下の空気が熱いと言って、隣室のエアコンを入れてドアを開け放し、扇風機で冷気を廊下に送っていた。
私が、電気代が~とわめくと「我慢してると、室内でも死ぬんだぞ」と、ニュースを見せて来るので、今年は何も言わないでいる。
が、時々居室以外のエアコンを切っている時もあるようだ。
リビングから廊下に出ると、暖まった空気に触れムッとする。
2階の廊下の冷気が階段から降りてきて、今まで1階の廊下も涼しくしてくれていたんだなと気付く。