ババモンの訪問介護のうち、「おそうじ」の方は、最初からまあまあ順調なのだが、最近やっと増やすことができた「買い物」の方は、ババモンの文句が続いていて、なかなか落ち着かない。
ババモン「(介護の人が)何を買っていいかわからへんからやろなあ、いつも、『ついてきてほしい』て言われるねん。こっちもしんどいのに。」
介護の人は、ババモンを運動させてくれるために、そう言ってくれてるんだろうけど、そんなことはババモンに言えない。ババモンは、「そんなもん、好きな時に一人で行くわ!」と言いそうだ。
半分くらいは、介護の人だけが買い物に行ってくれているのだが、「いつも無理やり行かされる」と、被害意識を持っているババモンは、そんなことは思い出せないらしい。
先日の訪問介護の日、「今頃、介護の人が来てくれてるな。ラッキー♡」と家でのんびりしていると、電話がかかった。
ババモン「介護の人が来-へんねんで!!」
そこで、私はすぐ、訪問介護事務所に電話した。すると、2日前のおそうじの日に、ババモンは「体調が悪いから」と、2日後の買い物の介護を断ったとのこと。けど、連絡ノートにも、そんなことは書かれていなかった。ババモンは、買い物介護のことを、いつもどうのこうのと文句を言っているから、きっと、その場の思いつきで、そんな言葉が口から飛び出したのだろう。
私「2日前にお母さんが断ったんやって........」
と恐る恐る言うと、ババモンはやはり激怒。
ババモン「そんなこと言ってへんわ!!! 前のときも、おかしなこと言ってはって、(介護の人は)呆けてはるみたいやねん! ぐちゃぐちゃ (くり返し)」
ババモン「別に来てくれ、て頼んだわけでもないのに、何でか知らんけど来はるから、待ってたんやんか!」
興奮のスイッチが入りかけている。そこで、私も方針変更して、
私「きっと、他の人と間違えはったんやわ。同じ名前の人がいるんやわ}
訪問介護事業所の方に、事情を話し、
私「2日前に言ったことは、母も覚えてないし、連絡ノートにも書いてなかったので、私も知らなかった。何とか、今からでも来てもらうことはできないか」と頼んでみた。
すると、担当のAさんと連絡をとってくれて
事業所「連絡ノートには、うっかり書き忘れたらしい。今から、Aさんが(訪問介護に)行きます」
私「母が激怒しているので、申し訳ないけれど、Aさんが、他の利用者さんと間違えたことにしてくれませんか。今後は、母が断ったときには、私にも連絡をお願いします」
と頼んだ。ババモンが興奮していることを言うと、事業所の人もビビッた様子だったので、
私「母は、自分が間違っている、と言われると激怒するけれど、介護の人が間違った、と言ってくれると、仕方ないなあ、と言うと思います」
ババモンはAさんのことは嫌いではないし、謝ってくれる他人には、上から目線で許せる人だと思ったので、そう言ったが、実際は、かなり心配だった。ババモンは、「訪問介護に娘の私が顔を出すと、介護の人がやめてしまう」と思い込んでいるので、私は、自分の家に帰り、先行きを心配していた。
(つづく)
