最近、近所のスーパーで、おじいさんが、警察の人を呼んで、「かばんから何か盗られた」と訴えているらしい場面を目撃した。

 

警察官は、3人も来ているが、「ほんまかいな?」みたいな対応に見えた。

 

 

知人の老父は、「同居している息子が、爆弾を家に仕掛けた」と何度も警察を呼んでいるらしい。

 

また、別の知人の老母が、「同居している家族が、ご飯を食べさせてくれない」と訴え、それを信じた兄弟が憤慨して、老母を施設に入れ(自分が引き取ったのではないらしい)、兄弟と絶縁状態になった、という話も聞いた。

 

 

老人の被害妄想は、本人が信じ込んでいるので、普段一緒にいない人には、まるで本当に聞こえるのだ。

 

警察や、役所や、いろんなところが、一見認知症には見えないぐらいしっかり話をする、老人の妄想に振り回される時代になっているのだろう。

 

 

ババモンも、これからまた、どんな騒動を起こすのだろうか?

 

代わりに謝らなければならない家族は、本当に疲れる。慣れるとはいえ、もういやになる。

 

今回の、訪問看護拒否騒動で、私は、濡れ衣を着せられた訪問看護師さんに直接あやまっていない。申し訳なくて、電話をためらっているうちに、時間が経ってしまった。まあ、プロだから、「わかってもらえるかなあ」と思うことにした。

 

ババモンは、私が代わりに謝っているなんて、夢にも思っていない。