2023年9月29日に脾臓転移、腹膜播種と宣告され、

今後は抗がん剤治療になります、との事で…

2023年10月2日に化学療法科を受診しました。

この科には以前にも廻された事があって、
その時に、なぜ大腸切除を受けたあとに抗がん剤治療を受けなかったのか!…等など、

散々お叱りを受けていたので…

仮に、抗がん剤治療を受けるとしても、
申し訳ないないけど、このドクターは嫌だなぁ…と、思いました。

私は抗がん剤治療にはすごく抵抗があって、
切れるものなら…

まず切ってしまいたいと考えていました。

私達の年齢になると癌にかかった人や、
癌で亡くなった人の話をよく耳にします。

よく知っている女性で、30代後半の時に大腸癌になり、

切除後すぐに肝臓に転移して国立がんセンターにて肝臓切除したあと、
術後抗がん剤治療はしなくても良いです…と、言われ仕事にも復帰して、

もう15年以上元気にしている人がいます。

もう1人、胃癌のステージ3bで胃を切除して、
術後抗がん剤治療をしたけど…

こんな苦しい思いをするなら…

死んだ方がマシだ!と、

1ヶ月もしないうちに中止した男性がいます。

 

友人の旦那さんです。

この方は山岳救助隊の仕事をしていた様な屈強な人です。

やはり15年以上元気で、

今、73歳になられました。

逆に食道癌で、手術の前に抗がん剤治療と放射線治療を受けて体力がヘロヘロになり、

何度も救急搬送されて、それでも手術を受けて…
今、寝たきりで瀕死状態の知人男性がいます。

他にも大腸癌のせいか、

術後の抗がん剤の副作用のせいか、

よくわからないけど、
2年足らずで亡くなってしまった60代の女性の話も2人聞きました。

この様に色んな話を耳にして、

私達は抗がん剤治療はしないで、

腹膜播種を切除してくれる病院を探す事にしました。

この時の化学療法科のドクターには、
片道2時間かかるので、私が車で通える自宅近くの病院で、

抗がん剤治療を受けたいから…と、紹介状を2通書いて貰いました。

2023年10月19日。


抗がん剤治療は受けるつもりは無かったのですが、

穏便にと言う事で…

最初に大腸切除を受けた総合病院に遺伝子検査をして、

合う抗がん剤を見つけて欲しいと、お願いしに行きました。

2023年11月2日。


遺伝子検査の為の血液採取結果が分かるのは11月20日なので、
それまでに腹膜播種を切除してくれる関西の病院に予約をしました。

いざ! 出陣です。