《S-400》露新型地対空ミサイル「S-500」、極超音速ミサイルも破壊可能 | にゃんころりんのらくがき

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新型地対空ミサイルシステム「S-400」【アーカイブ写真】

露新型地対空ミサイル「S-500」、極超音速ミサイルも破壊可能

© Sputnik / Sergey Malgavko

ロシア

 

ロシア航空宇宙軍が、最新鋭の地対空ミサイルシステム「S-500」の配備を2020年までに開始すると、同軍のグメンヌイ副総司令官が23日記者団に語った。

 

S-500の技術的特徴の詳細は今のところ明らかにされていない。現在までにマスコミが入手した情報によれば、S-500は弾道ミサイル、巡航ミサイル、航空機、ヘリコプターなど様々な種類の目標を破壊することができる。

 

また公開されている情報では、S-500は半径600キロ以内を超音速で飛行する目標を最大で10発見、同時に破壊でき、極超音速で飛行するミサイルも破壊できる性能を持つとされる。

 

S-500は、現在ロシア軍が配備している「S-400」をはるかに凌ぐ性能を備えるともみられている。

 

サウジアラビア ロシアから地対空ミサイルS-400を4台購入か マスコミがリーク

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サウジアラビア ロシアから地対空ミサイルS-400を4台購入か マスコミがリーク

© Sputnik / Sergey Guneev

 

 

サウジアラビアはロシアの地対空ミサイルシステムS-400 「トリウームフ」を少なくとも4台購入する可能性がある。6日、コメルサント紙が交渉の行方に詳しい消息筋からの情報として報じた。コメルサント紙は4台の購入額はおよそ20億ドルに達すると書いている。

 

S-400をめぐる交渉についてはアラビア語の衛星テレビ「アル=アラビーヤ」も昨日5日に、サウジアラビアのサルマン国王のロシア訪問で、サウジとロシアはS-400供給についての合意が達成されたと報じていた。

 

S-400はコンツェルン主要システム設計局「アルマズ=アンテイ」が開発、製造する超長距離高射砲ミサイル。戦略、弾道ミサイル、電子戦などの条件で超音速で飛行する標的に極めて高い効果を発揮して対処することができる。「トリウームフ」は「大勝利」の意味。

 

S-400の射程距離は米パトリオットシステムの2倍以上を誇り、400キロ先の6つの目標を同時に処理する能力を有している。その性能の高さには常に世界が注目しているため、どこの国が供給交渉に成功したかは大きく取り上げられる。最初の購入国となったのは中国、続いてインドで、今年の4月にはトルコが供給合意に達したばかり。サウジアラビアは4番目の供給先となる可能性がある。