ユーロとアメリカはロシアに対して金融の核兵器と言われるSWIFT(国際間金融通信システム)の利用停止をロシアの7銀行にして制裁を課したが、ロシアは海外資金凍結と共に今日にでも外貨建てロシア債の利払いが出来なくなり国家破綻するなどとニュースで盛り上がっていますが、そうはならないでしょう。


ロシアはドイツを主とするEU諸国に天然ガスと原油の四割を輸出していて、その代金をユーロ通貨で受け取っているからです。



決済システムはロシア最大のズベルバンクがまだ利用可能なので、そこからユーロをガス代金として受け取っている。


例えロシアのルーブルが暴落しても、それ以上に信用のあるユーロを多く持てばロシア経済は破綻する事は無い。


また、ロシア側はお前らが払える物を資金凍結したせいで払えなくなったのでお前らの責任だと言うだろう。


そしてロシアは農業と資源大国で、特に食糧危機やエネルギー危機は起こる訳でも無くて、自国で自給自足出来るのです。



まあ、外国資本の企業を摂取して国有化すればある程度の必要性のある物資も少ないながら供給は可能なのです。


昔からロシアを解体しようとプーチンを追い込んで、東ウクライナでロシア人種を虐殺してロシア軍が攻め込ませたのは成功したが、ロシアに債権を投資した民間銀行はそれがパーになり、大損する事になります。


日本だと約1兆円がパーになる。


止むに止まれぬウクライナ侵攻だったが、それは良く無いとは思いますが、これがEU経済圏の崩壊の始まりとなり、儲けたのはアメリカの軍需産業であると言う事です。