読んだ事はありませんが、
漫画『ベルサイユのばら』宝塚歌劇で幾つかの曲を知っていて素敵な曲だと思っている程度の知識ですが、お馴染みのフランス革命はまさに血の革命でした。



ブルボン王朝やその貴族達がフランスを支配していた時、商人や資本家や市民が1789年にバスティーユ監獄を襲い武器を奪って反乱を起こしたのがフランス革命の始まりです。

それから派閥の政権が何度も変わりロベスピエールが支配すると、敵対する相手をことごとく処刑して恐怖政治を敷きました。



マリーアントワネットやルイ16世のから始まり何千もの敵対勢力をギロチンなどで処刑。

そして王朝や貴族の領土、財産を農民や市民に分け与えました。

過酷な弾圧をし過ぎた為に、ロベスピエール本人も最後は処刑されますが、彼自身は借金のみしか無く、
少しのパンとコーヒーのみで生活していたと判り清廉潔白であった。


フランス革命のモットーは
【自由・平等・博愛】とされていましたが、最初の頃は博愛が財産であり、市民の私有財産を認めた事です。

後に第一頭領だったナポレオンも、【ナポレオン法典】で私有財産の保護を認めていて、選挙で圧倒的な人気を得て皇帝となった。


しかし、もう一人の独裁者、
毛沢東は共産革命を起こした時に、
中国の50万人位の地方都市を幾つも殲滅、殺戮して、富豪や大地主の財産、土地を奪い、国有化の名の下で共産党が財産没収して、大部分の人民を奴隷化した。

それを習う現在の習近平は同じ事を繰り返している。

私有財産を個人にある程度認めて自由に生活させるか、
私有財産を認めずに独裁者とその取り巻きのみが財産を私物化するか、
その違いはとても大きな違いであるとはっきり解って来たのです。

公平な選挙と財産の自由こそが
アメリカ大統領選挙で問われています。

国民を尊重するか、
極一部の独裁者達が国民を奴隷にするかの戦いは続いています。