マルクスの資本論での共産主義は、物だけを見た理論だから何故欲望があるのか?が見抜けなかった。

だから物の所有権を人間の心から排除出来ず、それを得ようとして権力闘争が絶えず起こり、結局は支配者が多数の人を支配する構造は変わらなかった。


資本主義人間の心よりも資本が優先だったので、欲望のコントロール不能の現代の人間では独占化が起きて自由の名の元で不平等に起きてしまう。

システムだけ考えても人間は幸せには成れないと人類は悟る時がやってくる。


システムより先に、所有を満たす心とか、欲望をコントロールする心を進化させて宇宙万物は誰の物でも無く、全てが尊重出来る唯一無二の存在だと理解出来た時に初めて次のステップに進む事が出来る。

違いを認める心が育まれる前に、多民族が一緒に成っても、排斥しあうのみで対立が生まれる。


他の存在も自分の存在もかけがえの無さを自覚した時に、初めて国家を廃止する事も出来る。

男女の違いすら役割と認識出来ず、権力の主張ばかりしている今では、国家の廃止は出来ない話です。

人間の所有権への欲望の進化を促すには、自分の心がどうなってるかを知る導きが必要です。

既にそれを教えてくれる存在はおられるのではあるが、まだ人類が殆ど気がついて居ないだけである。


国会議員も何百人もその存在を知って勉強している筈なのだが、結局は自分たちの権力と欲望からまだ脱していないのが残念です。

これを読んでいる国会議員の方で、その存在を知っていて勉強されているのなら、誰であるかはお分かりの筈。

早く自らの愚かさを知り、自らの権力欲と欲望を横に置いて、新たなるチェンジを起こして欲しく思います。