本来は資本論は沢山の人々の幸せを願って、マルクスは共産主義思想を書いたと思われるが、かつてのソ連や、現在の中国、北朝鮮を見れば判るように、共産党が国家の頂点に立ち、大多数の貧民からなる独裁体制です。

財産の共有などと言いながら、極一部の支配層が殆どの財産や利権を欲しいままにしているのが現実でしょう。

きれい事を表に唱いながら奴隷階級から搾取する、その事を見抜けなかった大勢の学生達や労働者が、世界中で支持していた時期もありました。

現代では、アメリカの民主党議員の数多くが金融資本家達に選挙資金を援助されて、民主主義と偽り共産主義を推進しています。
生活に苦しむ国民に少しばかりの福祉を与えても貧困から脱する事は出来ません。

中国は共産党党員だけが旨い汁を吸い、十何億人もの貧民を支配しています。これは支配層が共産党特権階級と言う名で財産を簒奪して、金融資本家になった事例でしょうね。

結果はどちらも同じで、通貨、貨幣を牛耳った者が大多数の国民奴隷を支配する構造に違いはありませんね。