凹みました | 犬達と青い海と卵巣癌の私

犬達と青い海と卵巣癌の私

夫と犬二匹と暮らしています。
卵巣癌サバイバー17目です。再発手術を何度も繰り返し心身ボロボロ。次再発した場合には生きる為の辛い治療は受けないと決めています。時には辛い気持ちも吐き出してしまうかも知れません。なるべく楽しいブログになれば良いのですが^ ^

昨日は、長男のところの長女、

 

孫娘の小学生最後の、吹奏楽の発表会だった。

 

下の孫娘はまだ、小学一年生。

 

小学校の体育館の前で、

 

お嫁さんのご両親と私達夫婦が

 

ご無沙汰してました〜と挨拶を交わしていると、

 

小学一年生の孫娘が、

 

ばぁば〜〜〜と満面の笑みで、

 

お嫁さんのお母さんに駆け寄り抱きついた。

 

 

「あ〜、来るんじゃなかった」

 

私の心の半分くらいが、一瞬で傷を負った。

 

いや、9割位かも知れない。

 

心が折れそうとは、正にあの状況。

 

 

 

長女達の奏でる演奏は見事で、

 

すっかりお姉さんになって…

 

私は、この子が生まれる前に消えていたかも知れないのに、

 

孫の成長を見られて、本当に有り難い。

 

そう、思いながらも、

 

先程のほんの一瞬の場面が映像化して、頭から離れず、

 

ショックから立ち直れていない私は、

 

感動と複雑な感情で、混乱していた。

 

一体私はあの時どんな表情をしていたのだろう〜

 

マスクをしていて良かった。

 

どんなに大切に可愛がって育てても、

 

息子の親は大体こんな思いを経験するのだろう。

 

その昔、女の子二人を持つ知人に、

 

「かりんこさんは息子さんしかいなくて可哀想」と言われたけど、

 

「はい、あなたの言う通りでございます」

 

余命通り消えていたら、こんな思いしなくていいのに…

 

そう思う事、結構有る。

 

 

 

だけど、

 

 

 

青空も青い海も、

    

 

そんな事、どうって事無いよ!って思わせてくれる。

 

羽田に向かう飛行機、

 

次々飛んで来る飛行機、

 

何処から飛んで来たの?

 

世界は広い。

 

そう。

 

 

 

きっと、多分、明日は元気を取り戻している事だろう〜