混合比
大体のメーカーが、体積で100:100です。
このとき付属のシリンジと言われる注射器で計り、混合するのですが、一滴で比率が変わるため硬化不良が起こりやすいです。
そのため、シリンジを使う場合
100:95
100:85
とかいうふうに、硬化剤を少なくすることで硬化不良を極力抑えていきます。
しかし、限りなく100:100の方がいいですけど。
エポキシコーティングになると、1番最後の仕上げなので、失敗するとかなりガッカリします…
何回ガッカリしたか(笑)
次は、重量比で計る場合。
これも、同じく
硬化剤は少なめで‼︎
精密計りで検量するのですが、その時に出る誤差を考えると、やはり100:100ではリスクがあります。
たとえ0.1gでも変われば硬化不良を起こすことがあります。
この時注意しなければいけないのは、まず使うエポキシの比重を知るということです。
比重がわからなければ、計れませんので。
攪拌、ミキシングカップ
まずミキシングカップについて。
最初の頃はペットボトルを切って使っていたのですがオススメはできません。
デコボコがあったり、底面が大きかったりで、確実に攪拌不足が起こります。
やはり、5mlや10mlのミキシングカップがあった方がいいです。
攪拌の仕方は、右回り、左回り、立てに切るなど、とにかくしつこく混ぜることが大事です。
約2~3分攪拌し、その後5分くらい放置します。
この時注意しなければいけないのは、冬場にコーティングする時は、寒いためエポキシが、若干硬くなっているので、軽く温めながらやるのがいいと思います。
気泡に関しては攪拌している時は入っても温めると抜けるので気にしなくてもいいです。
むしろ、気にして攪拌不足になるほうが大変なのでしっかり混ぜましょう。
そらとカップのふちについてるエポキシもしっかりと混ぜましょう。
コーティング
まず、5分くらい放置したエポキシが硬ければ軽く温めます。
その後のスレッドにコーティングします。
一回目のコーティングは、スレッドに染み込ましその下まで浸透させる様にします。
厚く塗ると、硬化後にデコボコになりやすいです。
かなり失敗してます(笑)
コーティングした後、アルコールランプで温め気泡を抜きます。
軽く炙る程度でよろしいかと。
あまり温め過ぎると、エポキシが沸騰し、ボコボコになりえらい目にあいます。
これもやりました(笑)
それと、ドライヤーで温めるやり方があるみたいですが、ホコリがたまに飛んでコーティングに付着することがあるみたいなのでオススメはしません。
おおちゃく者の自分は、一回で仕上げたいと思い、結構厚塗りをしてましたが、仕上がりは汚くなりました(笑)
やっぱり、綺麗に仕上げるなら最低2回は塗った方がいいと思います。
乾燥
夏場など暖かい日などは気にしなくてもいいかもしれませんが、この冬場は室温が低すぎるため硬化不良を起こしたり、表面がツルピカに仕上がらなかったりします。
事実、かなりの回数これで失敗しました(笑)
ジャストエースに問い合わせた所、やはり20度くらいは欲しいところだと。
しかし、冬場に部屋を20度にキープするのは中々厳しいです。
卓上などでやる場合は、それぐらいにはキープできますが、床でやる場合やはり低くなります。
そこで、色々調べていたらダンボールなどで囲い、その空間だけを温める方法がありました。
それをやってからは、硬化不良を起こすことはなく、ツルピカで完全硬化しました。
約35~45度くらいまで上げれるので硬化も約8時間あればヤスリがけできました。
まとめ
◎混合比は、100:85
重量比でやる方が硬化不良は起こしにくい。
◎攪拌
小さめのミキシングカップを使用する。
とにかくしつこく、これでもかってぐらいにかき混ぜる。
攪拌中は気泡を気にしない。
◎コーティング
厚く塗らず、2回~3回に分けてコーティングした方が綺麗仕上がる。
アルコールランプで軽く炙り、気泡を抜くとともに、スレッドへ浸透させる。
◎乾燥
出来るだけ部屋を暖め、その状態をキープする。(冬場の場合)
乾燥中はホコリなどを飛ばさない。
硬化したかどうかの確認はミキシングカップの方を触り確認する。
こんな感じで今の所は失敗してません。
また失敗をするよーになってきたらやり方を変えてみます。
かなり大雑把になりましたが(笑)
ちなみに、どのメーカーでもかならず混合比、攪拌さえしっかりれば硬化します。