全切開や眉下切開の誤診が増えている件
重瞼線切開か眉下切開か、ここでミスると詰みます
結論だけ先に言います。
内側のたるみ+二重作りたいなら重瞼線切開。
外側の余り+重たい瞼なら眉下切開。
開きが弱いならまず眼瞼下垂手術です。
ここズレると、不自然、戻り、再手術コースに入りやすいです。
まぶたは3つで決まります
重さ
余剰皮膚の場所
開きの強さ(MRD)
一発で分かる判断表
| 項目 | 状態 | 重瞼線切開 | 眉下切開 | コメント |
|---|---|---|---|---|
| まぶたの厚み | 厚く重い | × | ◎ | 脂肪多い、皮膚厚い人は眉下が安定 |
| まぶたの厚み | 薄く軽い | ○ | ○ | どちらも選択肢あり |
| 余剰皮膚 | 目頭側に多い | ◎ | × | 内側は眉下で取れない |
| 余剰皮膚 | 中央に多い | ○ | ○ | 設計次第 |
| 余剰皮膚 | 外側に多い | × | ◎ | 三角目は眉下が強い |
| 二重作成 | 強く希望 | ◎ | × | 眉下は基本作らない |
| 二重作成 | 不要 | ○ | ◎ | 自然さ重視なら眉下 |
| MRD(開き) | 3mm以上 | ○ | ○ | たるみ取りでOK |
| MRD(開き) | 2mm以下 | × | × | まず下垂手術 |
| 若年層 | 皮膚余り少ない | ◎ | × | 埋没や切開で十分なこと多い |
| 加齢 | 外側たるみ強い | △ | ◎ | 眉下が第一選択になりやすい |
よくあるミス
二重作りたいだけで切開選ぶ
→外側たるみ残って老け見え
眉下で全部解決しようとする
→内側のかぶり残って眠そう
開き弱いのに二重だけやる
→結局重たいまま
ここ、めちゃ多いです。
学会ベースの話
眼瞼下垂の評価はMRD1で行うのが基本で、2mm以下は下垂とされ、まず挙筋機能の改善が優先とされています。また、眉下切開は外側優位の余剰皮膚に対して有効とする報告が多く、重瞼線切開は二重形成と同時に内側の皮膚処理ができる点がメリットとされています。
誤診されたことによる失敗例
よくあるのは
・外側だけ残る
・二重だけくっきりで重い
・左右差
・不自然な食い込み
・傷跡が目立つ
・眼瞼下垂になる
などなど
まぶたは修正入ると一気に難しくなりますので、初診が一番重要です。
下垂、眉下、切開すべて扱える美容外科医師かどうかで選んでください。



