失敗しないための美容相談所~整形ブログ・名医の条件・山口 -38ページ目

失敗しないための美容相談所~整形ブログ・名医の条件・山口

全国美容外科の医師選びを解説中。
①症例写真が綺麗=技術が高いは間違っている
②美容外科学会には2種類ある
③選んではいけない美容外科とは

脂肪吸引は取れば終わりの手術ではなく、取ったあとに引き締まるか、たるむか、凹凸が出るかは、使う吸引法と医師の設計力で決まります。ここを外すと、脂肪は減ったのに見た目が悪いという結果になります。

 

学会論文では、脂肪吸引後の仕上がりを左右する要素として、皮下脂肪だけでなくLFDローカルファットディポジットへのアプローチ、皮膚の収縮性、創部管理が重要とされています。形成外科系の報告では、タイトニング効果を持つ吸引機材は、単純吸引に比べて皮膚の再収縮が良好で、たるみや表面不整が少ない傾向が示されています。また部位ごとに吸引層と圧を変えることで、凹凸や取り残しを防げることも共通認識です。

 

女性の顔写真、脂肪吸引の解説


差が出るのが医師の引き出しです。LFDと皮下脂肪の両方を見極めて吸引できるか、部位ごとに吸引法を切り替えられるか。カニューレを数十種類持ち、太さや先端形状を使い分けている医師は、設計前提で手術をしています。さらに挿入ポイントや傷跡の位置にこだわり、スキンプロテクターを使って皮膚損傷を最小限に抑える。縫合も形成外科的に層を意識して行う。この積み重ねが、術後半年から1年後の完成度に直結します。症例数やスピード重視のオペでは、ここが省かれがちです。

 

チェックポイントを整理します。

 

項目 評価が高い医師 注意が必要な医師
吸引対象 皮下脂肪とLFDの両方を設計的に吸引 皮下脂肪のみ吸引
機材 タイトニング機能付き吸引機材を使用 単純陰圧吸引のみ
吸引法 部位ごとに層 圧 方法を切り替える 全身同一手技
カニューレ 数十種類を部位別に使い分け 数本のみで対応
皮膚保護 スキンプロテクター等を使用 保護配慮が乏しい
縫合 形成外科的な多層縫合 単純縫合
論文的評価 たるみ 凹凸が少ないと報告 表面不整リスクが高い

 

脂肪吸引は技術差が結果に直結する手術です。だからこそ、医師選びだけは慎重にされることを推奨いたします。アキーセルを使っているから上手いではありません。有名だから上手いでもありません。

 

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鼻中隔延長で問題になる曲がりの多くはワーピング変形です。

助軟骨そのものが悪いのではなく、工程を省いた手術と弱い設計が原因です。この点は現場感覚だけでなく、形成外科学会や海外論文でも指摘されています。

 

横顔の女性のポートレート

 

学会論文でも肋軟骨は切り出し直後に使用すべきではないと明記されています。理由は内部応力による遅発性の反りです。RomoやGunterらの鼻形成関連論文では、生理食塩水に浸漬し時間経過後の変形を確認し、反りを除去してから使用する工程が推奨されています。報告ベースでは、軽度の曲がりや左右差を含めた変形発生率は約5から15パーセント前後です。ただしこの数字は、工程を省略しない前提の施設も含まれています。

 

実務でリスクが跳ね上がるのは時短オペです。生理食塩水浸漬を省略する、肋軟骨1枚のみで支柱を作る、耳介軟骨や鼻中隔軟骨を薄く添えるだけ。この設計は手術時間を短縮できますが、反りと瘢痕収縮に耐えられません。症例数ナンバーワンや1日大量執刀を売りにする医師に多い構成です。論文でも、単層構造や細い支柱はワーピング耐性が低いとされています。

 

医師選びの違いを整理します。

 

項目 リスクが低い設計と運用 リスクが高い設計と運用
助軟骨の処理 生理食塩水に20から30分浸漬し反り確認後に再形成 切り出してすぐ使用
支柱構造 複数枚ラミネーション 二重支柱 L字補強 肋軟骨1枚のみの単層構造
延長量 控えめ 段階的設計 一気に過延長
手術時間 長め 工程重視 短時間 回転率重視
術者傾向 再建経験が多い形成外科医 症例数やスピードを強調
論文評価 ワーピング率低下が報告されている 変形率上昇が一致して報告

この手術で見るべき指標は、素材ではなく設計と工程です。ここを外すと、どんな医者でも曲がります。危険なのは、省略と簡略化です。どの工程を省いていないか、どんな設計で支えているか。ここを見ずに症例数や価格で選ぶと、修正前提になります。

 

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脂肪注入の豊胸手術は若い人でも生着率は3-4割程度と現場の外科医から言われています。

1回の移植で1カップ程度が関の山。

 

広告されている8割定着するというのはメーカーやクリニックが出しているもので、実際にはそんなに定着いたしません(これはマジで)

 

女性の顔と肩、胸部

 

更に恒例の人ほど生着率が下がることが分かっているので、OVER50とかの場合には3-4割から全然下がります。 高齢になるほど生着低下と硬結、しこり、左右差リスクは上がり、追加手技は調整難易度が跳ね上がるのが最悪シナリオですね。

 

代替案として

・ごくごく少量を入れましょう

・フィブラストスプレーを添加しましょう

・幹細胞を入れましょう

などなど

 

行うこともあるのですが、管理難易度が高いので、膨らみすぎてしまったり、ボリュームの調整にギャンブル性があるため、医師の間でも意見が分かれている部分ではあります。

 

コンデンスリッチやハイブリッドを選ぶ場合も、方法より医師の症例数、失敗例の開示、段階注入設計が最重要です。結論はCT検査や診察が必須なので、外科学会やJSAPS所属などを条件に経歴と失敗例を確認して計画するのが賢明です 

 

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