逆三角形の輪郭整形は頬を吸う前に脂肪を見分けて
逆三角形の輪郭整形。まず頬の脂肪吸引を考える人は多いです。
でも、ここがかなり危ないです。
顔の脂肪は、全部同じではありません。
取ると輪郭が整いやすい脂肪もあれば、取ると一気に老ける脂肪もあります。
特に危ないのは、頬をとにかく薄くすれば小顔になるという考え方です。
逆三角形の輪郭を作るうえで大事なのは、どこを取るかより、どこを残すかです。
顔の脂肪は4つに分けて考える
| 脂肪の部位 | 主な見え方 | 判断 |
|---|---|---|
| 顎下からフェイスライン脂肪 | 二重顎、下膨れ、輪郭のぼやけ | 逆三角形を作る主戦場 |
| ジョールファット | 口横ポニョ、マリオネット横の重さ | 調整対象だが攻めすぎ注意 |
| バッカルファット | 頬の内側深部の丸み | 若い人はかなり慎重 |
| メーラーファット | 目の下から頬の丸み、オージーカーブ | 基本は守る場所 |
逆三角形を作る主戦場は顎下からフェイスライン脂肪です
逆三角形に見せたいなら、まず見るべきは顎下からフェイスライン脂肪です。
ここが重いと、顔と首の境目がぼやけます。
フェイスラインが下に広がって見えて、下膨れ感が出ます。
逆にここが整理されると、頬を無理に削らなくても輪郭が締まって見えます。
二重顎
フェイスラインのもたつき
下膨れ
首との境目がない
横顔がぼやける
このタイプは、頬よりも顎下からフェイスラインを見た方が現実的です。
ただし、取りすぎると凹凸、硬縮、皮膚余り、首の筋っぽさが出ることがあります。
ここも大量に取ればいい場所ではありません。
口横ポニョはジョールファットの問題かもしれません
口横のもたつき、いわゆる口横ポニョが気になる人は、ジョールファットを見る必要があります。
ジョールファットは、口角の外側からフェイスラインにかけての重さに関係します。
ここが強いと、顔が丸いというより、口横が下に溜まって見えます。
逆三角形を作るなら、ジョールの調整はかなり重要です。
頬を削らなくても、口横とフェイスラインの重さが減るだけで、顔が一気にシャープに見えることがあります。
ただし、ジョールファット除去は攻めすぎると危ないです。
取りすぎると、口横に段差が出ます。
笑った時に凹む。
真顔で影が出る。
マリオネットラインが逆に目立つ。
細くなったのに疲れて見える。
これがジョール除去の怖いところです。
ジョールは全部取る脂肪ではなく、厚みを整える脂肪です。
バッカルファット除去は小顔の裏技ではありません
バッカルファットは、頬の内側にある深部脂肪です。
口の中から取るため、表面に傷が出にくく、小顔施術として売られやすいです。
でも、バッカルファット除去はかなり人を選びます。
若い頃の頬の丸さは、脂肪だけでなく若さのボリュームでもあります。
そこを早い段階で抜くと、年齢を重ねた時に頬下が削げて、疲れた顔に見える可能性があります。
特に危ないのはこのタイプです。
面長
頬骨が目立つ
中顔面が長い
ゴルゴ線がある
痩せ型
将来的に頬コケしやすい
すでに頬の影がある
このタイプにバッカルを安易に取ると、可愛い逆三角形ではなく、削げた老け顔に寄ることがあります。
バッカルファット除去が向く可能性があるのは、頬の内側の丸みがかなり強く、笑った時や口をすぼめた時に内側から膨らむタイプです。若い人はかなり慎重に見た方がいいです。
やってはならないのがメーラーファット除去
逆三角形にしたい人ほど、メーラーファット除去はかなり危ないです。
メーラーファットは、目の下から頬にかけての前面のボリュームです。
ここは若さ、可愛さ、立体感を作る場所です。
特に大事なのがオージーカーブです。
オージーカーブとは、目の下から頬にかけて自然に丸くつながるカーブのことです。
ここが綺麗だと、顔が若く、上品で、柔らかく見えます。
このカーブを壊すと、顔は一気に疲れて見えます。
✖ゴルゴ線が目立つ
✖目の下がくぼむ
✖頬が削げる
✖老けて見える
✖不健康に見える
✖骨っぽく見える
つまり、メーラーは逆三角形を作るために削る場所ではなく、守る場所です。
小顔にしたいからメーラーを取る、はかなり危ない判断。
逆三角形にしたい人の正しい順番
| 優先順位 | 見る部位 | 理由 |
|---|---|---|
| 1 | 顎下からフェイスライン脂肪 | 輪郭と首の境目が出やすい |
| 2 | ジョールファット | 口横ポニョと下膨れ感に関係する |
| 3 | 咬筋 | エラ張りが筋肉なら脂肪吸引では変わりにくい |
| 4 | 顎先 | 顎が短いと逆三角形に見えにくい |
| 5 | バッカルファット | 深部脂肪なので適応をかなり選ぶ |
| 6 | メーラーファット | 基本的に守る場所 |
この順番を間違えて、いきなり頬やメーラー、バッカルを攻めると、輪郭は細いのに老けた顔になります。
地雷医師の見分け方
| 良い医師 | 危ない医師 |
|---|---|
| 顎下、ジョール、バッカル、メーラーを分けて説明する | 顔の脂肪をまとめて悪者扱いする |
| メーラーは残す方針を説明する | 頬を取れば小顔になると言う |
| バッカル除去の将来リスクを話す | バッカル取ればすっきりしますで押す |
| ジョールの段差リスクを説明する | 口横ポニョは全部消せると言う |
| 骨格、咬筋、顎先も見る | 脂肪吸引だけで逆三角形になると言う |
| 取る量より残す場所を重視する | こんなに取れましたを売りにする |
| 当日契約を急がせない | 今日なら安いで迫る |
脂肪吸引で見るべきなのは、たくさん取る医師ではありません。
残す脂肪を説明できる医師です。
カウンセリングで聞くべき質問
| 質問 | 見るポイント |
|---|---|
| 私の丸さは脂肪、咬筋、骨格、顎先のどれですか | 原因を分けて診ているか |
| 顎下からフェイスラインはどれくらい取れますか | 主戦場を理解しているか |
| ジョールを取ると口横に段差は出ませんか | リスク説明があるか |
| バッカルファット除去は本当に必要ですか | 深部脂肪を安易に取らないか |
| メーラーファットは残しますか | オージーカーブを守る意識があるか |
| 将来的に頬コケしやすい顔ですか | 今だけの小顔を狙っていないか |
| 糸リフト前提の吸引ですか | 取りすぎを糸でごまかす設計ではないか |
この質問にちゃんと答えられないなら、一旦持ち帰りでいいです。その場で契約する必要はありません。
逆三角形の輪郭を作りたいなら、まず見るべきは顎下からフェイスライン脂肪です。
小顔にする医師ではなく、老けさせない医師を選ぶ。
これが一番大事です。

