団子鼻を少し細くしたいだけなら鼻尖縮小法・鼻尖形成3D法でも足ります。
ただし、短鼻、アップノーズ、鼻先が丸く低い、横顔で鼻先が物足りないタイプは、鼻尖形成3D法やストラット法だけでは変化が中途半端になりやすいです。
鼻尖形成3D法は、鼻先に高さや尖りを作るには有効です。
ただ、鼻先の土台そのものを前下方へ動かす力は強くありません。つまり、鼻先を少し尖らせる手術であって、鼻の向きや長さを根本から変える手術ではないです。
ストラット法は、鼻先の支持力を補うには良いですが、鼻中隔そのものを延長するわけではないため、短鼻やアップノーズをしっかり変えるには力不足になることがあります。
鼻中隔延長は鼻先の設計図そのものを変えます。鼻先を下げる、伸ばす、前に出す、支えるという変化をまとめて作れるのが最大の強みです。
それぞれの術式を比較してみたいと思います↓
| 比較項目 | 鼻尖形成3D法 | ストラット法 | 鼻中隔延長 |
|---|---|---|---|
| 鼻先を細くする | 得意 | 中程度 | 併用で可能 |
| 鼻先を高くする | ある程度可能 | ある程度可能 | 強い |
| 鼻先を下げる | 弱い | 弱いから中程度 | 強い |
| 短鼻改善 | 弱い | 弱い | 強い |
| アップノーズ改善 | 弱い | 中程度 | 強い |
| 鼻先の支持力 | 中程度 | 中程度 | 強い |
| 横顔の変化 | 中程度 | 中程度 | 大きい |
| 構造的な安定感 | 中程度 | 中程度 | 高い |
初手で3D法に飛びつくと危ない理由
鼻尖形成3D法は、団子鼻を細くして、鼻先をツンとさせる。聞こえは良いですが、適応を外すと鼻先だけ尖って、土台は低いままという仕上がりになりやすいです。
特に短鼻やアップノーズがある人は、鼻先を尖らせるより先に、鼻先の位置と向きを作る必要があります。この土台作りを飛ばして3D法だけを行うと、正面は細くなっても横顔が物足りない、修正で結局、沈み込みが起きて鼻中隔延長が必要という流れになりがちです。
初手で鼻尖形成3D法を提案している直美が多いのですが、果たしてそれが本当に効果のあるものなのか?はCTすら撮っていない美容外科医には山勘でしか判断が出来ていないという風に思ってもらって結構です。

