鼻周り注入系、どれが一番ヤバいのか。
「注射だから軽い」これ、いちばん危ない勘違いです。なぜなら顔は血管だらけだからです。どこに、どの層に、どう入れるかでリスクは全然違います。
まず結論イメージ
貴族ヒアルが危険でほうれい線ヒアルが安全…ではありません。
むしろ構造的にはこうです。
ほうれい線ヒアル > 貴族ヒアル > 脂肪注入 > PRP
※血管閉塞リスク目線
各施術のリスク構造まとめ
| 施術 | 注入層 | 血管との距離 | 血管内塞栓リスク | 修正可能性 | 技術依存度 |
|---|---|---|---|---|---|
| 鼻翼基部ヒアル | 骨膜下〜骨上 | 比較的離れる | 中 | 溶解可 | 高 |
| ほうれい線ヒアル | 血管近接浅層 | 非常に近い | 高 | 溶解可 | 非常に高 |
| 脂肪注入 | 層は医師次第 | 部位で変動 | 中〜高 | 溶解不可 | 非常に高 |
| PRP | 皮下〜浅層 | 部位で変動 | 低〜中 | 溶解不可 | 中 |
① 鼻翼基部ヒアル
骨の上までしっかり当てて
バックテスト(逆血確認)しているかが超重要。
血が返ってきたら注入NG。
ここを甘く見ると塞栓事故につながります。
② ほうれい線ヒアル
顔面動脈が近い。
しかも細かく動かしながら打つ。
構造上、血管内誤注入リスクは高め。
ここを安全に打てるかどうかは
医師の解剖理解で決まります。
③ 脂肪注入
自己組織だから安全、は間違い。
粒子が大きく
一度血管に入ると溶かせない。
塞栓が起きた場合のダメージはヒアルより重くなりやすい。
技術依存度はかなり高い。
④ PRP
ボリューム形成というより質感改善寄り。
塞栓リスクは比較的低めだが
入れすぎや層ミスで凹凸やしこりは起こる。
そして修正が効きにくい。
事故を防ぐリアルなチェック項目
| 確認項目 | 見るべき理由 |
|---|---|
| 逆血確認を毎回するか | 血管内注入回避 |
| カニューレ使用可否 | 穿刺リスク軽減 |
| 形成外科専門医か | 解剖理解 |
| JSAPS所属か | 美容外科研修 |
| 術後トラブル対応体制 | 緊急時対応 |
結局いちばん大事なのは「誰が打つか」
例えばヒアルロン酸注射で学会で繰り返し報告されている安全テクニックは以下です。
| テクニック | 内容 | 目的 |
|---|---|---|
| 低圧・少量注入 | 0.1ml以下でゆっくり | 血管内流入防止 |
| 常時針先固定 | 動かしながら押さない | 血管損傷回避 |
| 逆血確認 | 注入前に毎回確認 | 動脈穿刺回避 |
| カニューレ使用 | 先端鈍針 | 穿刺リスク軽減 |
| 解剖マッピング | 動脈走行の事前把握 | 危険ゾーン回避 |
| 早期ヒアルロニダーゼ常備 | 即時対応 | 塞栓救済 |
日本美容外科学会報告でも、顔面動脈走行の理解と低圧注入の重要性は繰り返し示されています。 医師選びで絶対見るべき5項目としては、、、
1 形成外科専門医か
2 JSAPS所属か
3 血管閉塞時の対応経験があるか
4 ヒアルロニダーゼ常備か
5 症例の深層注入動画を出しているか
など
現場では、シャドードクター・SNSは症例の院内使い回しなども起きているので、注意してクリニック選びをしましょう。

