乳頭縮小術(Nipple Reduction)は、形状や大きさに対する悩みに応じて「自然な仕上がり」と「感覚や授乳機能の温存」を両立させる必要がある繊細な手術です。以下に「名医」と呼べる医師の条件を医術・審美・対応の3方向から整理しました。
✅ 乳頭縮小の名医に共通する条件
① 形成外科的知識と技術がある
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✔ 形成外科専門医の資格保有者(特に母体病院で経験を積んでいると◎)
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✔ 血流・神経・乳管の走行を把握した上で、機能を損なわない切開・縫合ができる
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✔ 対称性・高さ・太さを三次元的に把握し調整できる
🩺 下手な医師だと「ただ削るだけ」になり、平坦で不自然な乳頭や壊死のリスクがあります。
② 審美性への感覚が鋭い
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✔ 他部位(乳輪、バスト全体、体格)とのバランスを総合的にデザインできる
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✔ 高さ/直径/形(円柱状・ドーム型など)の細かいオーダーに対応できる
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✔ モントゴメリー腺などの構造をできる限り温存して自然に仕上げる
📐「1cm未満にして」と伝えただけで削りすぎる医師は避けた方がよいです。
③ 術式の選択肢が豊富
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✔ 基部縮小/先端縮小/高さのみ/幅のみ/両方 など複数の術式を使い分けられる
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✔ 乳管温存術式にも対応(将来的な授乳希望がある方に重要)
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✔ 局所麻酔+日帰り or 短時間オペでも高精度
④ 修正・他院修正にも対応している
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✔ 他院での取りすぎ・左右差・肥厚性瘢痕などへの修正経験が豊富
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✔ 残った乳頭の組織を使って再形成する技術がある
🔁 修正ができる=「もとの手術をどう行ったか読める」=熟練している証拠です。
⑤ 術前カウンセリングが丁寧
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✔ モニターや実例写真を見せてくれる(自分の希望サイズが妥当か判断可能)
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✔ 機能障害のリスクやダウンタイム、ケロイド体質などにも説明がある
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✔ 「術後は授乳不可になるかも」などリスクをきちんと伝える
⚠️ 注意すべき医師・クリニック
特徴 | 理由 |
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「安い・早い・簡単」を強調する | 雑な切除の可能性(特に大手チェーン) |
術式が1種類しかない | あらゆるタイプの乳頭に対応できない |
医師の名前が出てこない | 誰が執刀するか不明、技術が不明瞭 |
SNSや美容垢で不自然にツルツルな症例ばかり | 過度な切除で将来的な悩みを誘発 |
🔍 名医の探し方をまとめます
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JSAPS(日本形成外科学会)で「乳房・乳頭の再建」分野で実績のある医師を探す
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モニター募集があっても修正・再手術症例の有無も見る
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「授乳経験者にも対応」「片側のみの手術可」など柔軟性がある医師を優先
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乳頭縮小+乳輪縮小の同時対応可否を見るのもポイント