ハムラ法と併用されるミッドフェイスリフト(中顔面リフト)において、
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「糸で引き上げる方法(非剥離または浅層)」と
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「骨膜下で剥離して引き上げる方法(深層)」
この2つには、手術の深さ・持続性・リスクなどで明確な違いがあります。
以下に両者の特徴を徹底比較してみたいと思います。
🧠 両術式の違い:比較表
| 比較項目 | 骨膜下で剥離するミッドフェイスリフト | 糸で引き上げるタイプ |
|---|---|---|
| アプローチ層 | 骨膜下(SMASより深い) | 皮下または脂肪層〜SMAS上 |
| 皮膚との癒着 | しっかり剥離・移動 → 長期安定 | 癒着弱め・後戻りしやすい |
| 効果の強さ | 頬中央〜法令線までしっかり引き上げ | 軽度〜中程度の引き上げ |
| 持続期間 | 5年以上(個人差あり) | 1〜2年程度が多い |
| ダウンタイム | 腫れ・浮腫みが強い(2〜4週間) | 軽度(1週間程度) |
| リスク | 内出血・神経損傷など技術的に難易度高 | リスク少なめ(軽度の左右差程度) |
| 傷跡 | 下まつ毛際 or 口腔内からアプローチ | 傷が目立ちにくい |
| 適応 | 中顔面の弛みが強い方・40代以上 | 軽度たるみ/20代後半〜40代前半向け |
✨ 術式の選び方
| 希望 | 向いている術式 |
|---|---|
| しっかり引き上げたい(法令線・頬のもたつき) | ✅ 骨膜下ミッドフェイスリフト |
| クマだけでなく中顔面も若返らせたい | ✅ 骨膜下+ハムラ併用がベスト |
| ダウンタイムが取れない・軽く印象を変えたい | ✅ 糸併用タイプ(持続性に注意) |
| 輪郭のたるみも気になる | ✅ 頬〜フェイスラインまで剥離するタイプを選ぶ |
📝まとめ
| 比較軸 | 骨膜下ミッドフェイス | 糸使用 |
|---|---|---|
| 効果 | 強い・自然 | 軽め・やや後戻りしやすい |
| 持続 | 長期(5年〜) | 短期(1〜2年) |
| DT・リスク | 強い・高い | 軽め・低い |
| 医師の技術差 | 非常に大きい | 比較的少ない |
「骨膜下ミッドフェイスリフト+ハムラ法」のような中顔面の深層アプローチを組み合わせた手術は、できる医師はかなり限られています。
✅【なぜできる医師が少ないのか?】
| 理由 | 解説 |
|---|---|
| 🧠 高度な解剖知識が必要 | 骨膜下は顔面神経・眼窩下神経が密集しており、誤操作でしびれや麻痺のリスクあり |
| ✂️ 剥離範囲が広く繊細 | 骨に沿った深層剥離が必要。術者によって差が大きい |
| 📉 求められるスキルが形成外科ベース | 美容外科のみでトレーニングした医師には難しい場合が多い |
| ⏱ 手術時間が長い/リスク説明が必要 | 大手美容チェーンでは回転率重視のため避けられがち |
| 📸 症例としての見た目変化が地味 | SNSでの“映え”が弱く、症例を公開していないこともある |
✨補足:一部の“骨膜下風”に注意
「ミッドフェイスリフト」と書かれていても:
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骨膜下でなく浅層SMASレベルのみ
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糸 or 筋膜固定だけで終わる
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「ハムラと同時には不可」
ということも多いです。
しっかりと術式の層(深さ)と固定方法を明言してくれる医師=信頼できる医師です。

