目頭切開で傷跡の凹みが起きる失敗があって、傷口がピタッと一致していないで完成してしまうと傷跡が凹んでしまう事があります。形が気に入らないので元に戻したい以外にも傷跡が目立ってしまうのが多いのです。
傷跡の修正方法ですが、
★目頭の形を変えたくない
→マイクロコンデンスリッチファット注入（脂肪注入）
★蒙古襞を減らして涙湖を出す
→瘢痕切除＋筋皮弁
★蒙古襞を再建して涙湖を隠す
→蒙古襞形成術
といった使い分けをすることが出来ます。
蒙古襞を減らして涙湖を出す方法では、瘢痕切除＋筋皮弁となりますが、少し目が大きくなりますので、追加の目頭切開を行うようなイメージとなります。
一方で、蒙古襞を再建して涙湖を隠すのは、蒙古襞形成術となりますので、逆Z法やVY法などによって蒙古襞を作る手術となります。蒙古襞を作る手術なので、目の横幅は狭まります。目頭切開で切りすぎてしまった人向けの修正方法となります。逆Z法は若干目頭の形が丸くなります。
また、Shark Fin Flap法が、切りすぎてしまった方で傷跡が大きくて正常な皮膚で覆う必要がある症例に公的です。いずれの場合でも術式は形成外科専門医の中でも目頭切開修正をよくやっている医師の判断で、勧められることをお勧めいたします。Shark Fin Flap法目頭の形は丸くはなりません。
