鼻を高くする整形で、シリコンプロテーゼやゴアテックスを使用することが多いですが、真皮脂肪移植という手もあります。
適応される症例の特徴としては、鼻への真皮脂肪移植については、
・何度も修正をして皮膚が薄くなっている
・プロテーゼを繰り返し入れ替えしている
・鼻中隔延長術で延長しすぎて皮膚が強い圧迫を受けた
・異物が嫌だ
・皮膚が薄くなりテカテカしている
・鼻先に赤みがある
等のケースで行われるものです。
鼻への真皮脂肪移植のデメリット↓
・シリコンプロテーゼのようにつんとした高さは出ない
・真皮脂肪が吸収されて一定割合後戻りする
・皮膚の剥離を失敗すると、皮膚が壊死する
・足の付け根や臀部に傷跡が付く
また通常、人工真皮の使用は推奨されません。
人工真皮を挿入して新生血管ができなかった症例では、異物として抜去しなければならなくなります。貴族手術でも人工真皮の使用は避けましょう。