鼻尖部の鼻翼横の付け根のふくらみの原因は、必ずしも軟骨とは限らない。
軟骨が横に飛び出ていたり、脂肪組織が多いなどの症例は多いですが、それぞれに合った術式の選択をしなければ治療プランは失敗に終わります。
団子鼻に見える原因ですが▽
・脂肪が分厚い
・脂肪が分厚い
・皮膚が厚い
・筋膜が厚い
・鼻翼軟骨が左右に開大している
・鼻尖部が短い
・鼻骨が太い
など
日本人にとても多いのが、鼻尖部が短いタイプです。
脂肪を取るだけでは効果が全然でないことがわかると思います。
もし、糸を使った鼻尖縮小で鼻幅を狭めようとした場合、鼻尖上部の上述した脂肪や筋膜や皮膚などの組織が中央に寄せ集められることになるので鼻先が盛り上がることがあります。しかし、硬い皮膚ですと組織がちゃんと張り付かないで隙間ができます。
その隙間に瘢痕組織が生じて、半永久的にぽっこりとした盛り上がりができてしまうことがあります。
こじらしたポリービーク変形です。ポリービーク変形は正面から見ても目立ちませんが、横から見ると、ポッコリとふくらみが浮き出るので、見た目上は変です。
それを防ぐために鼻尖形成３D法で鼻翼軟骨をカットして延長する手術プランもあるのですが、鼻翼軟骨を一部カットするため、土台が弱くなるのが懸念点です。修正の難易度が上がるので、最終手段です。
鼻整形は初回の手術がすべてといっても良いと思います。
初回でミスると致命的な問題を引き起こします。
