【しゃくれ顎】下顎前突の手術で、BSSOやSSROだけで手術できるのか? | 失敗しないための美容相談所~整形ブログ・名医の条件・山口

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下顎前突の手術で、BSSOやSSROだけで手術できるのか?というとそれはNGです。

下顎前突の状態は上顎までが良い位置で下顎だけが前に出るということはないからです。

 

上顎が少し後ろに下がりながら、下顎が前に出ていくパターンが多く、咬合平面がフラット気味になりながら下顎が前に出ていくので、下顎だけを整えてもよくならないのです。

 

見た目としても、

・上顎は下がっている

 

・咬合平面がフラット気味

→中顔面がフラットに見える

→鼻翼基部が下がっている

→人中の傾斜が前に強い

→口角が下がっている

 

保険では、SSROだけを行うこともあるのですが、見た目を意識した手術では、ほぼないです。

 

 

鼻翼基部の低さとか、中顔面のフラット感はBSSO/SSROだけでは改善しません。

目の下からしゃくれ輪郭というのは始まっていると考えてください。

 

しゃくれ・受け口では上下を動かす手術が基本だと考えてください。

つまり下顎前突の手術で、BSSOやSSROだけはほぼありません。

 

両顎手術(ルフォー+SSRO)で中顔面の立体感を出したり、口角を上げたりする効果が得られますので、それが基本的なプランになります。もちろん、これは自由診療です。