中顔面を短縮させたり、ゴボ口を改善する輪郭手術に、ルフォーやセットバック手術があります。
それぞれの違いを比較してみましょう。
・ルフォー
上顎の骨を切って上の歯を移動させる治療がルフォーです。
歯全部を移動させることが出来るので、変化は大きい。5－１０ミリとかを移動させることが出来る。顎が長い、受け口、しゃくれ、左右非対称、ガミースマイルなどが解消される。
デメリット→術後、呼吸が苦しくなることがある。加藤一二三みたいな口元になることがある。
・セットバック
小臼歯を抜いて後ろに引っ込める手術。
歯一本分の３ミリ以下の効果に限定される。
軽度の出っ歯、口ゴボが解消される。
デメリット→口元がたるむ、歯のアーチが小さくなる
どちらの手術でも、皮膚や軟部組織のたるみはどうしても気になります。
特に変化量が大きい、ルフォーは中顔面がたるみやすく、SSROは下顔面がたるみやすいです。
ルフォーのたるみに対しての二次手術では、フェイスリフトやミッドフェイスリフトや照射系のレーザーで改善をはかることがあります。メーラーファット除去は単独ではNGです。これはただ老けるだけです。
SSROのたるみに対しての二次手術では、フェイスリフトやHIFU、IPL、RFなどの照射系の施術で改善を期待します。
骨のスペースがなくなる分だけ、たるみは出てしまうものなので、加藤一二三みたいな口元おじいちゃんになってしまう事は特に満足度を下げる懸念点となります。頭蓋額顔面外科学会、JSAS専門医といった所属を確認してからカウンセリングを受けられることをお勧めします。
