目の下のたるみ取りはアプローチ法が多くありますが、脱脂だけで黒クマが改善できるケースは結構少数だったりします。その理由をまとめると、
下眼瞼脱脂のデメリットとして以下の点が挙げられるためです↓
・脂肪の調整が難しい
・取りすぎると凹む
・取らな過ぎると目の下の膨らみが残る
・上瞼が沈むリスクもある
こうしたデメリットを回避するために裏ハムラ法で治療することがあります。
というのも、脱脂＋脂肪注入では靱帯解放が出来ないので、入れた脂肪が笑った時にすごくふくらみが出てしまって変な段差が出来てしまう訳です。これは靱帯の窪みが強調されているからです。
ハムラ法で靱帯を開放するのであれば、靱帯の窪みが解消できますから、脱脂でだめなら基本的にハムラで改善することが出来ます。瞼の立体的な構造を維持できるので、綺麗なオージーカーブを維持しながら目の下を形成することが出来ます。
また裏ハムラ法＋脂肪注入をするケースは、
・紫グマがある人
・元々脂肪が足りずにこけている人
が脂肪注入を併用させて足りない部分を補っていく治療プランが取れます。
ちなみに裏ハムラ法のリスクとして、切開した傷跡が縮んで睫毛内反＝逆さまつ毛になる懸念があるので、少なくとも形成外科専門医で解剖学的な知識のある外科医の下でカウンセリングを受けられることく推奨いたします。
