両顎手術でのアプローチにはSSROとIVROの2種類があります。
IVROが向いている症例ケースは以下の通りです↓
・CT上で神経損傷の危険性がある場合
・以前輪郭手術をして骨がとても薄い人
・顎関節に疾患がある人
なので多くの症例ではSSROを選択されることが多いです。
それぞれのメリットを見ていくと、
SSROは顎無しでもしゃくれアゴでも顎を前に出したり移動させることが出来ます。
一方、IVROはSSROに比べて感覚低下の可能性が低いし手術の腫れも少ないです。顎関節症も改善されます。
デメリットは、IVROは2週間程度の顎間固定をしなければならないので、SSROよりもダウンタイム上の負担が大きいです。
またSSROと違って顎無しを改善することは出来ません。
SSROのリスクは薄い骨をさらに咲かなければならないので、神経損傷リスクがIVROよりも高いです。
両顎手術の後遺症として感覚の低下は、長期的に付きまとうリスクになるので、見逃せない部分ではあります。
またどちらの術式にしても、頬や口元のたるみが出現した場合には、切開リフトで改善しなければならないでしょう。
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