小鼻縮小を安易にやって後悔している人が増えているのですが、
・切りすぎてしまって戻らない
・皮膚がなくなっているので不気味
・鼻全体が丸くなった
・糸で結ぶだけの小鼻縮小でピンチノーズに
など
鼻の整形をやればやるほど、小鼻縮小術という手術はものすごい適応の判断も含めて難しい術式になってきます。
鼻翼縮小といっても、外側法、内側法、上側法と術式が違っていて、皮膚側に傷跡が出るので切開&縫合のスキルが高く求められてしまうということです。切りすぎた小鼻は再建することができません。
鼻を押せば押すほど鼻先は上を向いてしまうので、小鼻縮小術だけで鼻を小さくしようとすると団子鼻+アップノーズになってしまうことがある訳です。なので、鼻先を優先してから小鼻縮小術の適応を判断することが基礎中の基礎になっていきます。
また鼻整形で感染率を下げるためには、鼻腔内細菌検査をしてみることも一つです。
修正手術やシリコンプロテーゼ挿入をする際には必須としている医院もあります。
特に鼻の整形は無菌には出来ないので、元々の体質を考えて治療プランを立てるといったことも必要となるでしょう。某韓国の美容外科(U〇in)で多くの方が鼻腔内感染
メチシリン耐性ブドウ球菌=MRSAといわれるばい菌止めが効かない菌がいらっしゃる方の場合には、感染しやすい訳です。手術の際に、事前にMRSAに対応するお薬を投与しておくなどの対処ができます。
特に海外での整形手術を希望されている方は必ずこうした検査を受けるようにしてください。
1か月半ー2か月くらい前には検査を受けなければ結果が間に合わないことがあります。
耳鼻科でMRSAの細菌培養検査を受けることができます。