切開リフトの切開線をできる限り小さくするというのは、もちろん、若返り整形の宿命になるのですが、法令線・マリオネットライン・頸部のたるみ皮膚を伸ばしたいのに「ミニリフトでお願いします」これはまあ不可能になるわけです。
方向に引き上げたときに相対するエリアを切っていかなければ効果は出ないわけです。
なのでミニリフトの切開では大きな変化を期待することはできないということです。
目の下～ほうれい線～ジョール変形～首までの多雨r身を改善しようと考えた場合には、こめかみの湾曲している部分ー耳輪の付け根ートラグスの裏面ー耳の後ろまでを切開して一気に引きあがります。これだと頬のフェイスリフト＋ネックリフトも兼ねた治療デザインができます。
SMAS上の剥離をする上でも、頬ー顎下の脂肪吸引をして同時に重りを無くせば、引き上げ力が高くなります。頸部の縦のバンドも後戻りしてしまう失敗がよくあるので、これも適切に処置しなければなりません。
顔全体の切開リフトでは以下の内部処理をしているかどうかをクリニック選びの参考にすることができます↓
・SMAS上下で剥離する
・広頚筋SMASも引き上げる
・頸部はペリカン手術
・傷跡は万が一目立ってしまった場合、グラデーション処理
手術時間は６時間を超えることも多いわけです。
逆に切開リフトで３時間未満の手術であれば、しっかりとした内部処理をしていないことが疑われます。
