糸リフトで溶ける糸を左右20本して輪郭が菱形になった失敗例 | 失敗しないための美容相談所~整形ブログ・名医の条件・山口

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全国美容外科の医師選びを解説中。
①症例写真が綺麗=技術が高いは間違っている
②美容外科学会には2種類ある
③選んではいけない美容外科とは

糸リフトで溶ける糸を左右20本やったのに、顔の輪郭が菱形のように頬が膨れ上がってしまっているという口コミを見かけることがあります。20本の糸ということで、料金もそれなりにかかっていることが予想されるのですが、糸リフト自体、組織のゆるみを糸で引き上げるほどの持続力がないので、後戻りしてしまった場合には非常にコスパの悪い施術になってしまいます。

 

また、輪郭が変わっているということですが、基本的に組織自体のボリュームは変わっていないので、お肉を上に引き上げたら、当然頬が大きくなって輪郭は菱形になってしまうことは当然想定されます。以上からも小顔リフトとうたっている切らないフェイスリフトでは、フェイスラインはV字に変化するのですが、頬の横幅が大きくなってしまい、ただ脂肪を移動させただけであるといったデメリットは事実としてあるということです。本当の意味での小顔整形とは言えないのかと思います。

 

 

そのほかにもリスク&合併症としては、

・こめかみ部分に傷跡が残ってしまう

・糸がデコボコして治らない

・左右差が出た

・感染した

・皮下組織が傷ついて将来的に切開リフトがやりづらくなってしまう

など

 

最近、糸のフェイスリフト+脂肪吸引のセットで行うことは多いですが、後戻り、顔のくぼみ、引きつれも伴っているケースが多いですが、ずっと改善せずに凹んだままのケースも報告されております。糸リフティングは形成外科専門医を持っていない美容外科医の研修医が主に執刀していることも多いですから注意しておきましょう。

 

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