全切開で傷跡にフォーカスして最も目立ちにくいクオリティに仕上げていく手術があります。
切開法の治療と一括りに言っても、手術時間が短いクリニックでは症例数を優先するため手術時間を極力短くして、中縫い無し+外縫いで切開を行っているため、当然傷跡のクオリティは下がることがあります。中縫いを雑に行うと、ディンプルといわれる凹みが出てきたり、手術直後は綺麗に見えていても、長期的に傷跡の瘢痕が広がってきたりといった傷跡のクオリティが下がります。
出来れば医師選びをする上では、形成外科専門医のもとでの指導を仰いでいただければと思います。
眼瞼下垂手術や二重全切開手術で異様に短い手術時間で終了しているクリニックがあります。一部の医師から指摘されているのが、「外縫い」をしている医師です。
外縫い・・皮膚縫合と二重形成を同時に行う
中縫い・・皮膚縫合+二重作成のための中縫いをそれぞれ行う
二重全切開の施術時間ですが、90分ほどかける医院もあると思います。
逆に雑な内部処理をしていると30分くらいで外縫い法による手術が行われている可能性が高いです。
これだと傷跡が凹むことがあるし、二重ラインが消えやすい欠点があります。
一方、中縫い法のメリットは二重ラインが消失しづらいことや傷跡が凹みにくいことです。完成度的にはこちらを第一にお勧めされる形成外科専門医が多いのかと思います。