全切開・埋没法VS眉下切開の効果の比較で、どちらが目がパッチりするのかということですが、二重整形で目を開くという意味では二重切開ですが、目の重たさを取るという意味では眉下リフトに軍配が上がります。
眉下切開は比較的若い先生でも対応できてしまう手術なので、若い美容外科医が手を出してしまう訳なのですが、眉下切開しか提案できない外科医を「眉下一派」と呼んで揶揄されている部分もあるわけです。そうした美容外科医に限って二重全切開が苦手だったりします。
眉下切開は静的な手術で静脈麻酔で眠っていても出来てしまうものですが、全切開は運動器の手術で筋肉を調整したり・皮膚の切除などを含めて最終的な二重のデザインを予想しながら作るものですので、難易度としては全切開の方が全然難しい手術になるわけです。
なので、眉下切開が適応になるケースというのは、
・5ミリ以上皮膚切除をする
・若い方なら激重の瞼である
二重にシミュレーションしてみて、二重ラインの上に皮膚が重く乗っかってくるのであれば、眉下切開で治療をしていくことがあります。ただし、若い方の適応は慎重に考えた方が良くて、20代前半で眉下切開が適応になるケースというのはごく少数ですという訳です。なので眉下リフトしかできない美容外科医を選んでは誤診されてしまうというわけです。
