カスタマイズヒアルロン酸は余り物のヒアルロン酸を混ぜて使っているクリニックがあります。
具体的に報告された内容ですが、
料金の支払い後→いざ打つとなったときカスタマイズヒアルロン酸と言われキャンペーンなのでヒアルロン酸は選べませんと言われ、結局そのまま打たれる。あとから分かったことだが、涙袋、顎、唇が全部同じ薬剤で混ぜて使っていたということ。
つまり、余ったヒアルロン酸の在庫を無くすために、残飯ごちゃまぜチャーハンにして患者さんに打っている病院があるわけです。それもSNSで大々的に症例を上げている病院・ドクターです。
・具体的に何を混ぜたのか、答えることは出来ないと言われる
・医師ではなくナースが小分けにしている
・薬剤の指定がある場合はカスタマイズヒアルロン酸は出来ないと言われる
一つの見極め方をご紹介しますと、
・余ったヒアルロン酸を自宅に持ち帰って良い
・クリニックで保存して再度注入可能
・シリンジを冷蔵保存
・針だけを変えてシリンジを使いまわし
などの文言があった場合には、感染や汚染のリスクが発生するために地雷クリニックの可能性はあるので要確認が必要ということになります。安かろう悪かろうにはなります。
※尚、ヒアルロン酸の量り売りでもベンチレーター(無菌操作環境)で空気と触れないように工夫して、細菌混入を最小限にコントロールしていること、ヒアルロン酸の小分けを医師自らが行っている技術を備えているのであれば話は別かもしれませんが。ナースがそれをやっていたり、清潔環境ではない量り売りをしている病院は避けるべきでしょう。
原則として、開封した瞬間からばい菌がついたり繁殖するリスクはあるので、開封したら速やかに使いきってしまうことはメーカーも推奨しています。なので量り売りがメーカーからも推奨されているわけではないことはご理解しておいた方がよさそうです。