眉下リフトは20代-70代など多くの方に適応がある整形手術となります。
ただし、不要な症例でも眉下リフトを提案されている外科医がいて、リスクが多数報告されているのです。
眉下リフトの適応が無い症例としては、
①二重ラインにこだわりが強い人
眉下切開をすると二重ラインは印象が変化します。
ミリ単位で切開後のデザインをシミュレーションすることも困難です。
目頭をミリ単位で広げたいとか何か二重ラインの綿密なオーダーをすることが出来ずにある程度のギャンブル性があります。
②別人のような大きな変化を期待している人(出目整形ではない)
眉下切開で皮膚切除ができるのは10ミリくらいでもできるという情報から、劇的な変化を期待している方もいるのですが、実際には、時間を戻すような手術なので、元々若い時の顔に戻すというようなイメージです。
なので、奥目の人が出目を期待して行うような手術ではありません。
③切除量を過大に希望している人
皮膚切除量を大きくすればするほど、閉眼障害が起こってしまったり機能障害が発生するリスクがあります。
流行っているからといった理由で安易に飛びつくのは辞めましょう。
眉毛下切開については、医師によって術式が違うのですが、眉下切開(リフト)で筋肉(眼輪筋)をするべきかどうかなども外科医によって変わってくるため、眼輪筋はひとによって、切るべきか切らないべきかが決まりますので、必ずしも行わなければならない手術ではありません。*眼輪筋の切除を行う人の特徴としては、目の重みがある人だったり、皮膚切除量が多い人の症例で行われることがあります