某美容外科で医療事故発生が発生しました。
日本人に有名な病院なのですが、緊急搬送されています。
エラ骨削りの失敗例・リスクがオトガイ神経の付近を操作しますので、ここを傷つけてしまうと、後遺症が残ってしまうことになります。この神経の位置はCTたレントゲンを見て判断する必要があるので、精密な検査をして切れる量のデザインが決まります。
個人差が大きくて、人によっては5ミリ、人によっては10ミリ切れるなどの差が顕著にあります。
エラの拡大骨削りの手術では、まず画像の検査が非常に重要となります。
エラ張りの縮小手術を行ううえでは、皮質骨骨切りだけを行っても正面から見たときの変化は5ミリ以下なので、曲線エラ削り、皮質骨骨切り、咬筋・耳下腺などの軟組織の縮小すべてを行える医師の基で治療計画をされるのが良いと思います。
海外では特に皮質骨を広範囲に削り取られている失敗パターンが見られるのですが、犬顎の原因になります。解剖学的な知識が無い外科医が、無理をして皮質骨骨切りを行って過度に下歯槽神経まで切り取ってしまった結果、知覚鈍麻になり表情を失ってしまっているのは残念過ぎますね。
神経を避けて骨切りできる特殊な器具を使用している外科医もいるので、神経を避けて安全に骨切りができる医師をセラン択することが重要です。