真皮移植術の手術は鼻の整形で最終手段で用いられることが多い術式です。
自分の体から採取した真皮を取って鼻へ移植します。
＊皮膚下に存在する真皮＝コラーゲンと脂肪層を一体型で移植します
ツンとした高さは出しにくい点や不安定さは残るのですが、軟骨の材料が希望のデザインに足りない症例や、自家軟骨を採取したくない症例などで使用されることがあります。
具体的な鼻への真皮脂肪移植が適応される事例ですが、
・何度も修正をして皮膚が薄くなっている
・プロテーゼを繰り返し入れ替えしている
・鼻中隔延長術で延長しすぎて皮膚が強い圧迫を受けた
・異物が嫌だ
・皮膚が薄くなりテカテカしている
・鼻先に赤みがある
などとなります。
失敗例としては感染、しびれが残る、曲がる、凸凹する、肥厚性瘢痕ができるなどです。
