頬骨削り後にナゾラビアルファットの下垂が目立つという失敗例やハイスマスリフトでの修正 | 失敗しないための美容相談所~整形ブログ・名医の条件

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全国美容外科の医師選びを解説中。
①症例写真が綺麗=技術が高いは間違っている
②美容外科学会には2種類ある
③選んではいけない美容外科とは

頬骨削り後に皮膚がたるんでしまうといった現象が起きることがあります。

頬骨が小さくなるとメーラーファット(ナゾラビアルファット)が余ってたるみが生じて法令線が深くなるといった変化が懸念されます。これは、頬骨が内側に入ることでナゾラビアルファットが溜まってしまうためです。

 

一般的なSMASリフトではこれを解消することが出来ません。

通常のSMASリフトだと頬骨よりも下でSMASをリフティングするので、引き上げられるのは、ほうれい線尾下の方から首にかけてであるためです。

 

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ナゾラビアルファットを持ち上げるためにはハイスマスリフトに対応している外科医を選択する必要があります。

日本人の頭蓋は直方体の形状をしているので、頬骨が邪魔をしてフェイスリフトをしてナゾラビアルファットをリフティングしづらいのですが、頬骨削りで頬骨を切った後ですと、邪魔な頬骨が無くなることによってしっかりと持ち上げられることがあります。

 

ただしHigh SMASリフトは大変な手術で、手術時間は半日くらいかかります。5-6時間かかることが多い。

スマスやリガメントを奥まで処理する必要があり、顔面神経の剥離に大変時間がかかります。

また高度な専門性も求められます。

 

中途半端にリガメント処理をされてしまっていると修復が難しいこともありますので、切開リフトは初回の手術が非常に大切です。若返りの整形を得意としている形成外科専門医をベースとして考えられることをお薦めいたします。