エラボトックス注射は顔が大きい人の中でも咬筋が発達していて目立っている人向けの施術となります。
食いしばりも解消されるので、機能的改善の意味もあります。
プチ整形でダウンタイムもあまりなく、料金も低価格なのでとっつきやすいでしょう。
切らないエラ縮小術とも呼ばれる治療方法です。
アラガン社から出しているのがボトックスビスタでこれが超大手メーカーから出している点での信頼性が厚い製剤です。
一方、ゼオミンはドイツの会社から出されている製剤で、こちらもFDA認可も得ているのと、耐性が付きにくい点でのメリットがあります。韓国製のコアトックスも耐性が付きにくい製剤ですがFDA認可はありません。
費用相場としては、アラガン社製のエラボトックスで6万前後、コアトックスで3万前後です。
ゼオミンがなぜ耐性が付かないかというと、ボトックスの弱点である複合タンパクをほとんど含まないためです。
複合タンパク質(不純物)は一般的なものと比較して1/10位に抑えることができます。
これにより抗体産生による耐性が起きにくくなります。そのため短期間で3-6か月ごとに注射をされる方もいます。
注射の仕方によって医師の技術力が出やすい治療でもあると思いますが、ボトックス注射認定医などは全く技術の保証にはなりません。むしろ、経歴が弱めの美容外科医がプロフィールに描いていることが多いので注意しましょう。