後戻りの少ない鼻尖形成。
鼻尖部への軟骨移植で後戻りが少ない方法はあるのか、
・コルメラストラット法=鼻柱強化法+耳介軟骨移植
・鼻中隔延長術
等の選択肢が考えられる訳ですが、鼻柱強化法+耳介軟骨移植よりも鼻中隔延長術の方が土台から強化する力は高いです。そのため、鼻先が柔らかい人や延長量を大きくしたい人、そして鼻尖の角度を調整したい人にはコルメラストラット法よりも鼻中隔延長術がお勧めされることがあります。
長期経過後の後戻りが少ないという目線ではそうなります。
それは、鼻翼軟骨は余り堅個な支えにはならず、皮膚の動きによって耳介軟骨移植の位置が少しずつ押し下げられてしまうためです。なので症例写真では一見きれいに見えるものの5-10年後の予後が悪い症例も多いのが事実です。
一方で、鼻中隔延長術では触ったときに丈夫な感じが残りますので、鼻の可動性についてはコルメラストラット法=鼻柱強化法+耳介軟骨移植の方に分があるといった特徴もあります。
あとはこんな感じの鼻になってしまいやすいのは鼻柱下降術です↓
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これが何に見えるかは個々人にお任せしますが、某美容外科医が謳っている忘れ鼻は、実質この形になっています。